『こうやって頭のなかを言語化する。』感想|言語化力・伝え方・人間関係を高める実践本

荒木俊哉 著・ PHP

この本を読むと
  • 電通トップコピーライターの著者が辿り着いた、言語化力の伸ばし方を学ぶができます。
  • コピーライティングが直接関係ない人でも、言語化力を高める過程で伝え方が上手になり、良好な人間関係を築いていけるようになります!

言語化力を鍛えるために大切なことは

著者が気づいたのは、

「言語化力のベースは『聞く力』にある」

ということ。

何故「聞く」力が重要かというと、コピーを作るのは、クライアントが抱える何らかの課題を解決するためだから。
クライアントが望むこととズレないように、話を聞いて「目的」を明確にし言語化する。

「営業の神様 ヤマナシさんが教えてくれたこと」と同じで、やはり「聞く」力は大事なんですね。

そして、自分の話を聞く。
自分に「聞く」ことを繰り返して見つけ出すそうです。

「聞く」ためのポイント

「できごと→感じたこと」の順番で聞きながら深掘りしていく。

いきなり「感じたことは何?」と聞かれても人は戸惑ってしまい言葉が出てきません。
「できごと」を思い浮かべてから、感情について聞かれると思い出せるんですね。

そして本書では、言語化力を鍛えるための「言語化ノート術」が紹介されていて、具体的に実践していくことができます。

感想

文字が大きく図解もあり、とても読みやすいです。
改めて、人に何かを提供する仕事の場合、まず相手を知るために「聞く」が出発点ということが理解できました。
そして聞くためのコツ、「できごと→感じたこと」の順番に気をつけて会話しようと思います。
言語化力を鍛えるメソッドも実践しやすい内容で、読むだけで終わってしまわないところがいいです。

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