みなさんは、読んだ本をどうしていますか?
本を読み終えたあと、そのまま本棚にしまっていますか?
それとも、心に残った言葉をメモに残していますか?
私は、気に入った本の言葉や学びになった箇所をノートに書き写すようにしています。
それが今では暮らしの一部になっています。
モノを減らしたら、本も減らしたくなった
昔は、壁一面が本棚の部屋に憧れていました。
インテリア雑誌に載っている素敵な部屋を眺めながら、いつか私もと。
でも今は、なるべく持ち物を減らして、
身軽に生きたいと思うようになりました。
中野善壽さんの『ぜんぶ、すてれば』という本の中に、
「本も、また読みたくなったら買えばいい」というような言葉があって。
その潔さに背中を押されてから、より本を手放すようになりました。
けれど、忘れたくない言葉、何度でも読み返したいフレーズってありますよね。
そういう言葉は、自分の手でノートに写して残しています。
書き写すことのメリットとデメリット
メリット
・本の冊数が減って部屋がすっきり
・自分の読書記録が残る
・そのとき関心を持っていたことが見えてくる
・丁寧に読むことで理解が深まる
・書く時間が心を落ち着かせてくれる
デメリット
・気に留めなかった言葉は残らない
・書き写すのに時間がかかる
効率的ではないかもしれませんが、「非効率さ」は贅沢ですよね。
私の読書ノートセット

ここ数年、読書とセットで欠かせないアイテムがあります。
・ブックスタンド
・半透明の付箋
・紳士なノート(A5)
・ゼブラのSARASA Grand.0.5(レッドブラック)
どれも、“書く時間”を心地よくしてくれるものばかりです。
読書ノートの作り方
作り方というほどのこともありませんが…
まずはざっと本を一読して、気になる部分に付箋を貼ります。
次にブックスタンドを使って本を開き、付箋を貼った箇所を中心にじっくり再読。
ノートに気になった文章を書き写していきます。
このとき大事なのが「書き心地の良さ」。
「紳士なノート」と「SARASAボールペン」の出番です。
初めて「紳士なノート」を見たとき、「紳士って何???」。
そしてキャッチコピー。
【シルクのようになめらかな書き心地】【開きやすさも書き心地】
少し高価でしたが、どんなものか気になって思い切って購入してみました。
まさしく、書くことが楽しくなるノートでした。
中心部分までしっかり開くので、どのページでも書きやすく、紙質も本当に滑らか。
そして相棒のSARASAボールペン(レッドブラック)。
最初はプラスチックタイプを使っていたのですが、色が定番ではないため買い直しが難しく、
長く使える「SARASAGrand」に換えました。
替芯もストックしているので、いつでも万全。
ただ、金属の質感が少し冷たいので、
指に優しいウッドタイプがあったらいいな…と密かに願っています。
さいごに | 書くことが、心を整える習慣になる
書き心地の良いノートとペンがそばにあると、読書の時間が楽しくなります。
忘れたくない言葉を、書き写す。
この時間が、心を静かにしてくれます。
お気に入りのノートとペンで、自分だけの読書時間を楽しんでみませんか?
きっと、心まですっきりと整うはずです。
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