大腸カメラは受けた方がいい?
大腸カメラを受けたほうがいいと思いつつ、
「恥ずかしいし、怖いし…」と何年も放置していました。
でも、思い切って受けてみたら、ポリープも見つかり受けて良かったと思います。
今回は私のリアルな大腸カメラの体験談をお届けします!
大腸カメラを受けるか悩んでいる方は、ぜひ、覗いていってください!
知っておきたい、大腸がんの基礎知識
日本人の死亡原因の第一位は、悪性新生物(癌)です。
・大腸癌による死亡率は、男性では肺癌につぐ2位、女性では1位
・罹患率は40歳代から増え始める
・胃のポリープと違い、大腸のポリープは癌化する恐れがある
・ポリープを切除しておくことが大腸癌の予防につながる

実際に体験してみどうだった?

恥ずかしいというよりも….
感想: 恥ずかしさよりも、大腸カメラを受けるための事前準備がたいへん
大腸カメラを受けてみた感想は、
💦 検査後も消化にいい食事を続けるのも、意外とつらい
💦 前日から消化にいい食事をするのが、地味に面倒
💦 みんなから聞いていた「下剤を飲むのが大変」、は本当
💦 3から4時間ほど、すぐに駆け込めるトイレの確保が必要
😊「恥ずかしい」のは記憶がないので、まあいいか
😊 鎮静剤と痛み止めは本当にラク
検査を受ける前の事前準備がたいへんでした。
どうやって病院を選ぶ?
個人的な考えですが、やはり医師の経験が重要だと思います!
医師のこれまでの十分な経験(検査数)が明記されていて、
新しいカメラを使用していそうな病院を選びました。
申し込み〜大腸カメラを受けるまで
何も見つからなければ受診は2回です。
わたしはポリープを切除したので、合計3回受診しました。
費用合計: 約2万円。
検査前の受診
大腸カメラを受ける前に、一度受診が必要です。
・大腸カメラの予約、検査の説明
・「鎮静剤、痛み止めを使用するか」、「ポリープがあったとき切除するか」の同意書の説明
・採血
・下剤をもらう
わたしは、胃カメラを「鎮静剤なし」で受けて、ひたすらえづき続ける地獄を体験しました。
大腸カメラは迷わず「鎮静剤と痛み止めあり」です。
胃カメラのときは採血が不要だったので、採血が必要と言われて予定外。
手持ちの現金で足りるか焦りました💦
主に下剤服用に伴う体調管理や安全確保のために行われるものだそうです。
感染症チェックは必須ではなく施設ごとに対応が異なるようです。
※ 病院によってはオンライン診療が可能で、下剤を郵送してくれるところもあります。
大腸カメラを受ける前日の過ごし方
・朝食から消化にいいものを!
・20時以降は絶食
・下剤プルゼニドの錠剤を飲んで就寝
消化にいい食材、NG食材のプリントをいただいたので、照らし合わせながら食事を考えました。
牛乳がダメということで、カフェオレが飲めないのがさみしかったです…
翌日に飲む下剤「モビプレップ」に水を入れて溶かし、冷蔵庫に保存します。

大腸カメラ当日
・引き続き、絶食 (水、お茶は飲んでも大丈夫)
・8:00-モビプレップ(2リットル)を飲み始める
・排泄物が透明になるのがゴール(3時間はかかります)
・14:00-病院へ
おしりに穴の空いた、紙のハーフパンツに履き替える。
鎮静剤と痛み止めの入った点滴を受けて、大腸カメラ30分ほど
意識が戻るのが1から2時間後
・帰宅(自動車、自転車の運転はできません。)
下剤の味は塩味の強い、濃いポーツドリンクといった感じでした。
モビプレップを1リットル飲んだら、水またはお茶コップ3杯(500ml)飲みます。
ですので、合計水分摂取量は3リットルと大量です!
冷やした方が飲みやすいと書いてあったので、冷やしましたが、
大量に飲むため体が冷えて寒かったです。
味の飲みにくさよりも、寒くて飲むのが辛い。
結局ゴールまで、4時間ほどかかりました。
個人差がありますね。
その後は、お腹がごろごろすることもなく、電車での移動も大丈夫でした。
点滴を受けたあとは、あっという間に意識がなくなり、
痛かったなどの、記憶もほぼありません。
気がついたら違う部屋にいたという感じです。
ポリープが一つ見つかり、切除してもらいました。
切除したため、翌日も引き続き消化のいい食事をするように言われてしまいました。
「終わったら何食べよ〜」と普通に食事できるのを楽しみにしていたので、
けっこう本気でショックでした。
10日後ぐらいに組織診断の結果
結果を聞きに病院へ。組織診断の結果は良性でした。
次回は2から3年後でいいそうです。
ずっと行かなければと思い続けていたので、終わってスッキリしました!
「恥ずかしい」「面倒そう」「怖い」──全部わかります。
でも、大腸がんは“予防できるがん”。早期発見・早期治療がカギです。
気になっている方は、ぜひ勇気を出して一歩ふみ出してみてください。
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