『営業の神様 ヤマナシさんが教えてくれたこと』感想・要約|売れる営業マンの本質とは?

本の感想

早崎郁之 著・SB Creative

主人公は、営業の仕事を始めたばかりで、なかなか成果が出せない若手営業マン。
そんな彼の前に現れたのが、“営業の神様”と呼ばれる謎の人物・ヤマナシさん。
彼との出会いをきっかけに、主人公は少しずつ「売れる営業マン」へと変わっていきます。
ストーリー仕立てなので、ビジネス書が苦手な人でもスッと読める内容です。

何かを売ろうと思ったとき、つい自分の商品の魅力を語りたくなりませんか?

でも――

その前に、相手の話を「聞く」ことが大事だと教えてくれるのが、本書『営業の神様 ヤマナシさんが教えてくれたこと』です。

営業の神様は普通の営業マンと何が違うの?
ものを売るために必要なことは何?

メモ:「お客さんはモノじゃなく“叶えたい未来”を買っている」

お客さんは商品やサービスが欲しいわけじゃない。それを買うことでより何か、なりたい自分になることを願っている

その仲介をするのが営業の仕事だというのです。

だからこそ必要なのは、一方的に話すことではなく、相手を深く知る姿勢

相手を知ろうとして話を聞きながら、相手と一緒に願いを深掘りしていく。

まず『聞く』技術が必要なんですね。

なるほど…と思いつつ、正直なところ「聞く」って難しい。
ついつい自分の話をしてしまったり、聞こうとしても尋問っぽくなってしまったり💦

相手も自分の願いを言語化できていなかったりするので、引き出していくための問いを投げる。

練習あるのみですね。

メモ: 自分が売るものを「まず自分が好きになる」

さらに、自分が売る商品をまず自分が愛しましょうと。

美点を100コ書き出す。

これまた難しい。

でも愛そうと考えて、売るものに向き合おうとするだけでも少しづつ変化していくことができそうです。

感想
この本を読んで、「営業とは売ることではなく、相手の願いを叶える仕事なんだ」と気づかされました。
こんな姿勢で営業してくれる人に出会えたら、きっと買ってしまいますね。

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