
陶器に入れたスープを電子レンジで温めたいけど、大丈夫かな?
結論から言うと、陶器は、磁気に比べて電子レンジでの耐久性が劣ります。
急激な温度変化などによって、割れたり、寿命が短くなってしまうことがあるんです。
でも「絶対に使えない」というわけではありません。
気をつけるポイントを守って、電子レンジでも陶器を楽しみたいですね。
電子レンジで陶器を使う時に気をつけたいこと
急激な温度変化をさけましょう
・400W以下でゆっくり温めるのが理想
・途中で一度取り出してかき混ぜて温度ムラを防ぐと安心
ちなみに、私はふだん600W以下で温めています。
うっかり700Wで使ってしまったこともありますが💦
今のところ割れたことはありません。
とはいえ、割れてからでは遅いので、慎重に扱うに越したことはないですね。
陶器・磁器の違いって?
特徴 | 電子レンジ | 主な産地 | |
---|---|---|---|
陶器 | 多孔性、吸水性あり 素朴で温かみがある | △ (注意が必要) | 信楽焼、備前焼、常滑焼など |
磁器 | 硬く、吸水性なし 白く薄く、透明感がある | ⚪︎ (比較的安心) | 有田焼、美濃焼、波佐見焼など |
※厳密には異なりますが、「焼き物/陶磁器」は陶器と磁器の総称です。
陶器を電子レンジで使うとどうなるの?
陶器は「多孔質(たこうしつ)」といって、目に見えない小さな穴がたくさん空いています。
その穴に水分がしみ込みやすく、温めたときにその水分が膨張して、器の内部に負担がかかることがあります。
それがヒビや割れの原因になることも。
おわりに 〜陶器と暮らす、電子レンジとの付き合いかた〜
陶器は、本来電子レンジには向いていない素材です。
でも、だからといって「使えない」「使わない」となるのは、ちょっともったいないなぁと思いす。
あくまで自己責任ではありますが、気をつけながら、上手に付き合っていきたいですね。
お気に入りの陶器であたたかいごはんを食べる。
そんな時間が、日常をちょっぴり豊かにしてくれます。
これからも、お気に入りの器がある暮らしを楽しんでいきたいですね。
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